ちびっていうなや!!
「ほんとに、これで
いいわけ?」


壁に隠れて、るなと
後藤先輩を見ている私に
稍が話しかけてくる。

「・・・いいの!いいの!」

笑顔で答える。

ちょい、顔引きつっとったかも。


「もう、遅いんやで?」


「いいの、いいの。」


「ほんまに?」


「ほんまに。」


「まじで?」


「まじで。」


「絶対?」


「・・・なんや、この
確認だけの会話は。」

永遠続きそうだったので
稍にツッコミを入れる。


「あは♪」


私は稍の頭を叩こうと
した。


・・・自分、身長低いってこと、忘れとった。


「どうしたん?」


「・・・」


「かあーーくしごとは、
だめでちゅよー


こーしょこしょこしょー」

「やあーやめーてー」
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