渡せない手紙 〜恋愛ダイアリー〜





友達の陽介に話を聞いてもらってた時。

あなたは来たんだ。



私の手を握って。

勝手に握って。



「なに、どうしたの?」



そう言って、陽介が、「失恋したんだって。」



って言って、それで、あなたは、にっこりと笑った。

それが優しさだと思った。


だって、嫌な顔しないで、ただ笑って、私を笑顔にしてくれたからーー…。



すべては、ここから初まったんだーーー…。


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