二回目の赤い糸~失った彼女を取り戻すために~
失われた彼女の記憶
桜の花びらが舞う4月、美春と港は電話をしていた。
「じゃ、気をつけて帰ってきてね。」
「美春も、今スーパーなんだろ??気を付けてね。」
「うん!」
そう言って電話は切られた。
早二年。彼女 美春と付き合って同居している。今までとは違い、家に美春が笑顔で出迎えてくれる。いつもこの笑顔にとても元気をもらうのだ。そして来週は、結婚式。
幸せな家庭を築けるんだ。しっかりしないとなぁ…
そんなことを考えながら仕事を始めた。
あの日が来るまでは、、、、、
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