二回目の赤い糸~失った彼女を取り戻すために~
「わあ……!とても綺麗な景色!!こんなに町が綺麗になるんだね!」


12月25日、港と、美春は最初に二人が出会った場所「丘の上」に来ていた。
町は、イルミネーションで綺麗な夜景になっていた。


「普段、夕方しか景色見れないから夜景を見るのは初めてだよね」


「うん!夜景がこんなに綺麗とは思わなかった!…んで、港。なんで、私をこんなところに?」


「……………………。」


「港??」


港は、美春の前に立った。


「…?港?」


ゴソゴソ「美春。これ…」


港は、胸ポケットから藍色の小さな箱を取り出した。


「これ…?開けてもいい?」


「うん。」


カチャ「これ…綺麗,…指輪…」


「美春…。」


美春は、港を見つめている。


「ここで出会ってから、僕は美春のことが好きだった。一目惚れしたんだ。
いつもいつも、美春のことをずっと思っていた。」


「…。うん。」


「付き合ってから、色々美春のことをもっと知れた。横でずっと話を聞いて
僕は、ずっと美春の横にいたい。美春にとって…大切なひとになりたい。
ずっと美春を大切にする。これからも。だから…………」





























「僕と結婚してください。」





















「…!!!!!! …………はい…!!!」






「本当に!?」


「うん!!!!」


「美春!!!!」


港は美春に強く抱かれた。美春は、泣き出した。


「これからもずっと一緒だよ!」


「うん。もちろん。これからもずっと…」




港は、美春にキスをした。

















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