二回目の赤い糸~失った彼女を取り戻すために~
4月~記憶のない彼女~
美春が記憶を失って一日目。
会社を早く終わらして、すぐ美春の病室へ言った。
「失礼します。」
港は美春の病室へ入った。
「あっ、、、。ええっと、、、、、港さん?」
「美春。こんばんは。」
港は美春のベッドの近くに置いてある椅子に座った。
「美春、調子はどうかな?」
「はい。普通です。港さん。」
うーん。なんかさん付けで呼ばれるとモヤモヤするなぁ…よーし。
「美春。僕のことは、港で呼んで。」
「ええええっ?そ、そんなこと、、、。」
「いや?」
「いいえ、、、嫌ではないのですが、、なんか、、、こう、、、。」
「そっか、、、。また気が向いたら呼んでほしいな。」
「は、はい。分かりました。」
美春。港って笑顔で呼んでくれてたのにやっぱり、
覚えてくれてなかったら、悲しいなぁ…。
「あの、、。港さん。お聞きしたいのですが、、、」
「は、はい。何ですか?」
「何で泣いてるのですか?」
「えっ、、、。」
気付くと港の目には、涙がいっぱい溜まり溢れていた。
「っっあっははっ。男が泣くとかちょっとカッコ悪いね、、、。ごめん」
「いいえ、カッコ悪くはないと思いますよ。」
「えっ、、、。」
「泣きたいときは泣いても良いんですよ。、、、確か、誰かに教えてもらいましたね。えっと、、、、、うーん。やっぱり覚えてないですねぇ…」
美春、、、。それは、美春が泣いていたときに僕が言った言葉、、。
その言葉、覚えててくれたんだ、、、。
「っっっ!」
「あわわっ!!!港さん?大丈夫ですか??!!」
どうしよう、、、。涙が、、、止まらない、、、。
「よしよし、、、、。」
「!?美春、、、、。」
「気が済むまで泣いても良いんですよ。私はここにいますから。」
「っっっ!!!!!!!!!!」
「よしよし、、、、、。」
美春、、、。優しいや、、、。
「っっよし!頑張るぞ!」
「気が落ち着きましたか?」
「ありがとう。美春。落ち着いた。」
「それは良かったです。」
「じゃあ、帰るね!美春。バイバイ」
「さようなら。港さん」
港は美春の病室を出た、、、。
「み、、な、、、、と、、、、。なんか懐かしい名前だなぁ。」
美春は机におかれている写真立てを見た。
「、、、。これは、、私と、、、、、、港さんと、、なんで一緒に居てるのかな?、、、、。」
「ただいまー。」
港は家に入ると、ベッドに倒れこんだ。
「はぁ、、、。美春に慰めてもらったなぁ、、」
港は今日のことを思い出した。
「美春、、、、、。」
港は自分の部屋に行き、椅子に座った。
美春…。
港は、美春の笑顔を思い浮かべまた泣きそうになった。
このとき、美春はなんて声をかけてくれるだろうなぁ……
こんな何もしてやれない僕は何をしているんだろう。
ピピピピピッ
「う…ん?母さん??もしもし。」
「もしもし。港?今泣きそうな顔、してない?」
「なんで分かったの?」
「…港の母よ。今まで何年に育ててきたと思ってるの?」
「さすが………」
「で??どうしたの?」
「大切な人がこうなっているのに、何やってんだろ?って思った。」
「…」
「母さん??」
「あんたが弱みをはいてどうするつもりなの!!!美春さんのいちばん近くにいないといけないのは港!!あなたなんでしょ?それくらい考えて!!!
美春さんにしてあげれることないのかかんがえて行動をしなさい!!!!!!」
ブチッ、、、、、ツーツーツー
「ええっ?切られたし。………。でもなんかわかった気がする、、、。
出来ること、、、、、それは、、、」
港の実家
「はぁ……。港。あなたが居ないと美春さん悲しいのよ。」
「おい。すごい声聞こえたがいけるか?」
「…」
「港、、、。しっかりやってくれねーとな。」
「ええ………」
会社を早く終わらして、すぐ美春の病室へ言った。
「失礼します。」
港は美春の病室へ入った。
「あっ、、、。ええっと、、、、、港さん?」
「美春。こんばんは。」
港は美春のベッドの近くに置いてある椅子に座った。
「美春、調子はどうかな?」
「はい。普通です。港さん。」
うーん。なんかさん付けで呼ばれるとモヤモヤするなぁ…よーし。
「美春。僕のことは、港で呼んで。」
「ええええっ?そ、そんなこと、、、。」
「いや?」
「いいえ、、、嫌ではないのですが、、なんか、、、こう、、、。」
「そっか、、、。また気が向いたら呼んでほしいな。」
「は、はい。分かりました。」
美春。港って笑顔で呼んでくれてたのにやっぱり、
覚えてくれてなかったら、悲しいなぁ…。
「あの、、。港さん。お聞きしたいのですが、、、」
「は、はい。何ですか?」
「何で泣いてるのですか?」
「えっ、、、。」
気付くと港の目には、涙がいっぱい溜まり溢れていた。
「っっあっははっ。男が泣くとかちょっとカッコ悪いね、、、。ごめん」
「いいえ、カッコ悪くはないと思いますよ。」
「えっ、、、。」
「泣きたいときは泣いても良いんですよ。、、、確か、誰かに教えてもらいましたね。えっと、、、、、うーん。やっぱり覚えてないですねぇ…」
美春、、、。それは、美春が泣いていたときに僕が言った言葉、、。
その言葉、覚えててくれたんだ、、、。
「っっっ!」
「あわわっ!!!港さん?大丈夫ですか??!!」
どうしよう、、、。涙が、、、止まらない、、、。
「よしよし、、、、。」
「!?美春、、、、。」
「気が済むまで泣いても良いんですよ。私はここにいますから。」
「っっっ!!!!!!!!!!」
「よしよし、、、、、。」
美春、、、。優しいや、、、。
「っっよし!頑張るぞ!」
「気が落ち着きましたか?」
「ありがとう。美春。落ち着いた。」
「それは良かったです。」
「じゃあ、帰るね!美春。バイバイ」
「さようなら。港さん」
港は美春の病室を出た、、、。
「み、、な、、、、と、、、、。なんか懐かしい名前だなぁ。」
美春は机におかれている写真立てを見た。
「、、、。これは、、私と、、、、、、港さんと、、なんで一緒に居てるのかな?、、、、。」
「ただいまー。」
港は家に入ると、ベッドに倒れこんだ。
「はぁ、、、。美春に慰めてもらったなぁ、、」
港は今日のことを思い出した。
「美春、、、、、。」
港は自分の部屋に行き、椅子に座った。
美春…。
港は、美春の笑顔を思い浮かべまた泣きそうになった。
このとき、美春はなんて声をかけてくれるだろうなぁ……
こんな何もしてやれない僕は何をしているんだろう。
ピピピピピッ
「う…ん?母さん??もしもし。」
「もしもし。港?今泣きそうな顔、してない?」
「なんで分かったの?」
「…港の母よ。今まで何年に育ててきたと思ってるの?」
「さすが………」
「で??どうしたの?」
「大切な人がこうなっているのに、何やってんだろ?って思った。」
「…」
「母さん??」
「あんたが弱みをはいてどうするつもりなの!!!美春さんのいちばん近くにいないといけないのは港!!あなたなんでしょ?それくらい考えて!!!
美春さんにしてあげれることないのかかんがえて行動をしなさい!!!!!!」
ブチッ、、、、、ツーツーツー
「ええっ?切られたし。………。でもなんかわかった気がする、、、。
出来ること、、、、、それは、、、」
港の実家
「はぁ……。港。あなたが居ないと美春さん悲しいのよ。」
「おい。すごい声聞こえたがいけるか?」
「…」
「港、、、。しっかりやってくれねーとな。」
「ええ………」