ねぇ、どうして君は【First】
最後のデート




「よし完璧!可愛いよ桜っ」


「流石に変な気がする…」


「なぁに言ってんのよ!めちゃくちゃ可愛いからね?」






今日。


マナ君とのデートの日。




私は、ハルの家にお邪魔してデートの格好をハルに手伝ってもらってた。






「そう…かな?」


「そうに決まってる!桜は可愛いんだから自信持ちなさい!」




ハルとは幼馴染だから家も隣でたくさんお世話になっている。




でもこんな風にお世話になるのも、もう…。






えーい!やめやめ!






今日はマナ君とデートなんだから。



そんなこと考えてたって仕方ないよ。





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