ねぇ、どうして君は【First】
でもマナ君の態度を見て、言わなくていいかななんて思ってしまった。
言ったところで、マナ君は気にしないと思う。
もう私に愛想、つかしたんだから。
「…帰ろ」
私の足は、7時間ほど経ってやっと家へと動き始めた。
ーーーーーーーピンポーン
「はーい…って、え?桜 !?」
私の足は直接家には向かわず、隣のハルの家に向かっていた。
別に行こうなんて思ってたわけじゃない。
けど、なんとなくハルといたい気がしたから。