私の恋するギタリスト


「きりーつ、礼」

「ありがとうございましたー」

やっと4時間目おわった!

おひるご飯は購買。

だけど行くのめんどくさいから無しでいいや。

流羽と愛莉の席の横に

椅子とメイクポーチを持っていって

流羽の机にポーチを置かせてもらう。

流羽と愛莉の席は隣。

うらやましいよ。

窓側に一番近い席が愛莉、

そのとなりが流羽、

で、通路を挟んで二個目の席が私。

結構近いけど

隣が良かった。

3人とも隣はさすがに無理か。笑

さてと、とりあえずメイク。

カラコンカラコン…



ん?


え、嘘だよね?


「カラコン忘れた…」

「はい、どんまい!」

流羽…

君は私がどんなにショックかわかってないだろう。

そんな流羽はクラスの可愛いおしゃれさん集団にメイクをしてもらってる。

カラコンなかったら目が米粒なのに

しかもメイク用の筆も忘れた…

大阪行くのに何やってんだ自分。

とりあえずあるものでメイクした。

でもアイラインとかは後で電車の中でする
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