え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
去っていく背中を見ながら、私は立ち尽くすことしか出来なかった。
ナンパから助けてくれた日から、あなたのその、真っ直ぐさをいつも見てきたよ。
それに比べて、私はなんて……ズルい。
汚い。
私、裕くんに、嘘、ついてる。
きっと、陽はオンナノコの気持ちとか、察しがいいほうだから。
もし、裕くんと、この先喧嘩する日が来て、私が泣いてたら、下心を隠して私に近づくのは簡単だっただろう。
堂々宣言したら、警戒されるだけなのに。
ナンパから助けてくれた日から、あなたのその、真っ直ぐさをいつも見てきたよ。
それに比べて、私はなんて……ズルい。
汚い。
私、裕くんに、嘘、ついてる。
きっと、陽はオンナノコの気持ちとか、察しがいいほうだから。
もし、裕くんと、この先喧嘩する日が来て、私が泣いてたら、下心を隠して私に近づくのは簡単だっただろう。
堂々宣言したら、警戒されるだけなのに。