え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
4

僕と荻野

僕とアオが名簿を書き終わると夕日が少し傾いてた。


「それじゃあ、俺、部活行くから。」

「今から?」

アオは確か、バスケ部だ。
バスケ部って顧問とか先輩が結構厳しいんじゃ…


「ん?ああ、昨日大会だったから、今日は自主練。」


悪びれた様子もなくアオが笑いながら答える。


「…ねぇ、僕が手伝う必要あった?」

そんな僕の言葉をスルーしてサンキューなーと、軽く手を振り教室を出て行った。


あいつめ……



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