え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
あの普段のクスクス笑いをやめない限り、例え彼女作ってもすぐどんびかれて振られるよ、って忠告してあげようか。


僕は真剣に3秒くらいなやんでしないことに決めた。




「借り物競争に出場する選手は入場門に集まってください。」


春華の声が響いた。

ギターもかっこいいけど、マイクを通していることを差し引いても声も悪くない。
案外、ギターヴォーカルとか向いてるかも。


とか、勝手なことを考えながら、岡田に行ってくるー、と声を掛けて席を立った。




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