え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
どうして彼女が泣いたのか。






どうして夏祭りオッケーしてくれたのか。





本当にまだ陽が好きなのか。






少しは期待していいのか。







色々聞きたいことはあったけど、夏祭り、今更行かないと言われるのも嫌だし、嫌われたくもなかった。



僕は黙って、抱きついてきた春華の背中をさすった。


遠くから団対抗リレーの招集アナウンスが風に乗って聞こえてきたーーー。






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