え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
「先、言っていい?」



裕くんが何か言おうとする私を手で制した。



「僕さ、春華が笑うとすごく胸の中が暖かくなるんだ。」


裕くんの声がストレートに胸を打った。

「今日みたいに周りから何か言われるかもしれない。でも、春華が貶められるようなことには絶対しない。」


私はいいよ。どんなに悪く言われたって。
裕くんが傷つく方が嫌だ。



「春華の外見はかわいいと思う。でも、もうそんなことじゃなくて。」






「ごめん……うまく言えないけど。」


ううん、ちゃんと伝わってるよ。



「春華が好きなんだ。春華の笑顔をずっと隣で見させてくれませんか?」






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