え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
ドン……
赤い一際大きな花火が私たちを包んだ。
私はそっと、裕くんの襟を引いて、唇を重ねた。
裕くんがびっくりしたように固まるのがわかる。
裕くんの唇は夏の暑さに反して冷たかった。
ドン
ドン
少しでも、私の熱が伝わるように……
ドン
ドン……
花火はフィナーレに向かっているのか、止め処なく音がする。
私の心臓の速さも加速する。
唇を離すと顔を真っ赤にさせて俯く裕くんがいた。
赤い一際大きな花火が私たちを包んだ。
私はそっと、裕くんの襟を引いて、唇を重ねた。
裕くんがびっくりしたように固まるのがわかる。
裕くんの唇は夏の暑さに反して冷たかった。
ドン
ドン
少しでも、私の熱が伝わるように……
ドン
ドン……
花火はフィナーレに向かっているのか、止め処なく音がする。
私の心臓の速さも加速する。
唇を離すと顔を真っ赤にさせて俯く裕くんがいた。