え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
「ふーん。」

僕は平静をなんとか保った返事を…ちゃんとできただろうか?


「じゃ、僕着替えてくるから。」


「何よ!うちの高校の高嶺の花が同じバイト先とか、嬉しくないのー、裕は?」


「別に?っというより、女子のお前にこそあんまり関係ないんじゃねーの?」


男子用更衣室のドアノブを掴んだまま振り返る。


「目の保養よ、目の保養!可愛い子って居るだけで場が明るくなるじゃない?」


「お前はレズかよ。」

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