え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
ふと、高めのアルトが聞こえた。



見ると、僕のすぐ横に中島歩美が立っていた。


「中島…」


「あんまり、いい噂、聞かないから……ってなんか朝から嫌なこと言ってごめんね。」


中島はサバサバした性格なのに、こんなこと言うのは珍しい。


やっぱり、よっぽど悪く言われてるんだろう。


というか、なんで違うクラスの中島がこんなところにいるのだろう。


「今日の放課後、文化祭でステージやりたい人、グループ代表ひとり、会議出なきゃなんだって。」




僕の心の中を読んだように、中島が話し出す。





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