え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
「ちょっと、話したいことがあるの。いいかな?」

「な、何?」


高嶺の花が僕に話?
兄貴のこととか…だろうか?


「他の場所でもいい?」

「ああ。」


僕もその方が良かった。
人目がかなりある玄関ではさっきから男子の殺気のような目が背中にチクチクと刺さっていた。



僕らはなんとなく歩いて、駅前のコンビニの駐車場に来た。





3メートルくらい離れたところで中学生の男子がアイスを買い食いしていた。
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