え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
本当は何があったか聞きたかった。

でも、もし、私の予想が当たっちゃってたら怖かったから。


春華ちゃんが裕に告って、付き合った。



昨日、裕の隣に居たのは私だった。
それは不変だと信じて疑わなかった。


絶対、そんなことない。
明日になったら何も無かったように裕と学校に行くんだ。

明日こそカラオケに裕を誘って、それで…裕に好きって言うんだ。

ウヴ…


家に着いて、自分の部屋に入ると、ポケットの中でスマホがバイブした。

私はベッドにうつ伏せで横になり、恐る恐るLINEを開いた。
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