え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
私は悩んだ末、陽に別れを告げた。


陽からの質問に、上手く答えられなかった。



弟だ、なんて言えないよ……


それでも、陽は最後は受け入れてくれたと思う。

傷つけて、ごめんね。

あなたはきっと強がる。
だから、ごめんはもう言わない。

でも、いつか、裕くんを好きってことを言わなきゃならない日が来る気がする。


裕くんは意外にあっさり私の告白をオーケーしてくれた。


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