え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
「矢野春華のほうから告られた。」



バラバラ。
僕のカバンから勝手にあさって読んでいた音楽雑誌を落とす岡田。

「おい!それ買ったばっかりなんだからなっ⁉︎」


「お前…そんなこと。てか、なんで?お前と矢野春華って接点あったけ?」


目の前の男は焦る僕なんか無視して、雑誌を拾いつつ、話を続行する。


「あー…兄貴の元カノ。」


バラバラ。
再び雑誌を落とす岡田。


「ちょ、岡田!もう貸さないからね。」


「わりぃー。……いや、マジひびった。それやばくね?」


「そんなの1番僕が分かってる。」


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