え、高嶺の花が僕の彼女⁉︎
裕くん、カラオケのバイト始めたんだ。
店長の言ってた今度入るって言ってた高校生って裕くんたちだったんだ。
「あのさー、僕ね、バンド始めたんだ。」
唐突に裕くんが口を開いた。
「バンド…荻野さんたちと?」
「ああ、よく分かったね。」
「荻野さん、ギターしょって歩いてるところ、見たことあるから。裕くんは…ヴォーカル?」
「…っ。」
裕くんが目を見開く。
「春華ってエスパー?」
あ、そうだ。
裕くん、私が裕くんの声、盗み聴きしたなんて知らないもんね。
「な、なんとなく。」
「ヴォーカルなんて似合わないよね。」
店長の言ってた今度入るって言ってた高校生って裕くんたちだったんだ。
「あのさー、僕ね、バンド始めたんだ。」
唐突に裕くんが口を開いた。
「バンド…荻野さんたちと?」
「ああ、よく分かったね。」
「荻野さん、ギターしょって歩いてるところ、見たことあるから。裕くんは…ヴォーカル?」
「…っ。」
裕くんが目を見開く。
「春華ってエスパー?」
あ、そうだ。
裕くん、私が裕くんの声、盗み聴きしたなんて知らないもんね。
「な、なんとなく。」
「ヴォーカルなんて似合わないよね。」