pureLove 永遠の愛
「心ちゃんごめんなさいね。
今日は圭吾を迎えに空港まで
主人と行ってたから…。
主人が居てびっくりした
でしょう?」


「いえ…会えて嬉しいです。」


「なんだ私が居る事が
そんなに変かね?」


「だってあなたはいつもお店で
家に居るなんて珍しいから。(笑)」


「そうだな…こんな時間に
家に居るなんて何年振りだ
ろうな…。(笑)」


そんな珍しい日に私が居た訳だ。


久しぶりの親子水入らずの貴重な時間…。


申し訳ない気持ちで
いっぱいになる。


「隼人にこんな.かわいい彼女が
居るなんてショツクだよ。
俺なんて帰って来る前に
振られちやったし。
やっぱ女は日本の女に限る
よなぁ…。」


お兄さんがしみじみ語ってる。


初めて知った隼人の
お兄さんの存在。


今までお兄さんはどこに
居たんだろう…。
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