pureLove 永遠の愛
「じゃあ!!私にわかるように
説明してよ…。
もう兄弟は居ないよね?
梓さんとお兄さんだけだよね?」


「お前なぁ…俺に隠し子が
居るみたいに言ってんじゃ
ねぇよ!!」


「だって…次から次に出て
くるんだもん…。」


それは言えてるかも…。(笑)


「兄貴は俺と5っ違いでお前
の知ってる姉貴は一番上
つまり3人兄弟!!
もうそれ以外は居ねぇ…。
兄貴は高校卒業してすぐに
イタリアに行った。
で.4年振りに帰って来た。
わかった?」


これ以上の簡単な説明は
俺には無理だ。


「わかった。」


良かった…。


「でも.どうしてお兄さん
イタリアに行ったの?」


「高校の時の兄貴は悪でさ
どうしようもなかった。
ちょうどその時.親父が倒
れて…。
それから兄貴は変わって店
を継ぐって言い出したんだ。
親父はすぐに良くなったけど
兄貴の意思はかわらなかった。」


俺は兄貴には敵わない。


小さい頃から兄貴は俺に
とって一番恐い存在。
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