pureLove 永遠の愛
「起立!!…礼!!…。
おはようございます!!」


「おはよう!!え〜っ急だが
沢村が予定より早く学校を
退学する事になった。
みんなにちゃんとした挨拶
も出来ず申し訳ないとお母
さんの方から連絡があった。
まぁ沢村も夢に向かって頑張
ってくれると思うからみんな
も応援してやってくれ!!」


先生の話しを聞いて
泣きだす女の子も居た。


私はもう涙さえ出ない。


隼人に別れを告げた日
私は一生分の涙を流した。


-本当にもう無理なのか?-


隼人からのメールに
返信出来ずにずっと
画面を見つめていた。


自分の気持ちの
揺れに戸惑う…。


こんなに好きなのに…。


私の中の気持ちが再び
答えを出す。


-ごめん。-


送信しようとする指が
震える…。


隼人…大好きだよ。


そう呟いて送信ボタンを押した。


あの日以来…隼人とは
会っていない…。


そして今日.隼人は学校に
一度も
来る事も無くみんなに別れ
を告げた。
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