pureLove 永遠の愛
付き合って1ヶ月。


学校の帰り誠と手を繋ぎな
がら歩いてる。


顔が赤くなる。


まだ手を繋ぐのも慣れない。


いつも一緒に帰るだけの私達。


私立の男子校に合格していた
誠は受験勉強に解放されて私を
送った後は毎日の様に遊びに
出掛けていた。


その中には女の子も
たくさん居る。


「お前.今日俺ん家来る?」


付き合って初めて誠が家に
誘ってくれた。


「えっ…。」


「何びっくりしてんの?(笑)
俺達は付き合ってるんだし
いいじゃん!!
家に誰も居ねぇし来いよ。」


「誰も居ないって…。」


誠がどんどん私の手を
引っ張って歩いてく。


その強引な態度に感情が
別のものに変わって行くの
に時間は掛からなかった。
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