pureLove 永遠の愛
「いや…バイトが早く終わって
先輩にこの近くで車から降ろされ
たんすよ…。
で.たまには顔.出そうかなと…。」


「ふ〜ん…。」


シェフの顔が微妙に笑って
見えるのは気のせい?


「って言いながら…やっぱり
心ちゃんに会いに来たんじゃ
ないの?照れちやって…(笑)」


冷やかすように梓さんが
沢村君に言ってる。


それが本当なら嬉しい…。


「なんでわざわざ俺が
コイツに会いに来なきゃ
いけねんだよ!!」


「………。」


沢村君の言葉に胸が痛くなった。


そうだよね…私にわざわざ会いに
なんて来てくれないよね…。
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