依頼屋


「…戦う…私も戦う」


…はぁ?


あいつは側に落ちていた短剣を持ち、敵に向かっていった


そして、一人一人確実に敵を倒していく


動きはとても速く俺でさえ置いて行かれそうだ


こいつは…いったい何者なんだ…?


一通り倒し終わると彼女は短剣を捨てて月を見た


その時の悲しそうな目は忘れたくても忘れられなかった


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