依頼屋


「お頭!!逃げてくだせぇ!!こいつらゔっ………」

彼は音も無く既に何人かの手下達を気絶させていた


「てめぇら…よくも俺の連れにゔっ…!!」


私は銃を払い、男のみぞおちに拳を入れた


「お…お頭!!ひぃ!!」


殺気を出すと全員が後ずさる


「てんめぇ!!」


今度は私に向かって手を挙げると今度は彼がそれを制した


そして、男の手をあらぬ方向に曲げる


「いっ!!わ、分かった!!ここは一旦引く!!」


それを聞くと彼はぱっと手を離した


「早く出ていけ」


彼が威圧感たっぷりに言うとそそくさと盗賊達は逃げていった

< 146 / 205 >

この作品をシェア

pagetop