依頼屋


「リゼリア、顔真っ赤。可愛い

ほら、顔上げて…」


「ーっ!!」


無理やり顎を持ち上げられる


甘い…


リュカが甘すぎる…


もう、心臓がもたない…


すると、ぱっと手が離れた


「…泣く程嫌だとは思わなかった…悪かった…だから泣くな…」


彼は私の涙を拭きながら言う




「…頭冷やしてくる」


「あ…待って!!違うの…嫌とかじやなくて…」

「いいよ、気使わなくて

なんなら部屋も分けようか?」




どうしよう…絶対誤解された…


「違うのリュカ!!私はー!!」

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