依頼屋
「これを使え」
そう言って渡されたのは二枚の招待状
「リク王が主催するパーティーだ
こうやって王族に麻薬を売る機会を作っている
行ったことがないから分からんが
どこの国かを聞くのはマナー違反とされているらしいから
怪しまれることはないだろう
そしてもう一つお前達に情報がある
俺は一度今の母親を調べたことがある
すると、リク王と繋がりを持っていることが分かった
リク王には「ファミリー」というものがある
「ファミリー」とはまぁ言えばリク王の忠実な手下ってところだ
そしてあの女もファミリーの一員だったんだ
ファミリーになるとアヘン窟が自由に使えるようになる
俺の国のアヘンはそこから来ていた」