依頼屋





「いいのか、そんなにペラペラ喋って」


「ああ、いいさ


俺はこのためにお前達を呼び寄せた」


「どういうことだ」


「俺はこんな状況の国をどうにかしたかった


暗殺計画の件は前々から知っていたから


それに参加しようとしたがその勇気が俺には無かった


それで、砂漠越えをいきなり手配され困っている時


暗殺計画の依頼が売れたと聞いて、


話すならこいつらしかいないと思った」




「なる程、まんまと俺達はお前に利用されたって事か」



「そうなるな」


アランは怪しく笑った


でも、その眼にははっきりと光が見えていた


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