依頼屋



「なんでも屋さんだよ!


ペンキ塗り手伝ってくれるって!!」


「なんと…しかしローラ、こちらはお礼をするものが何もない


だから手伝っては貰えないのう…」


「えーっ!そんなぁ…」


「だから言ったろ。家にはお金がないんだよ。帰って貰え」


「でもローラ、このお姉ちゃんとやりたい!」


「ローラ…」


私はなんとかしたくて彼を見上げる


すると


「いいですよ、報酬はいりません


彼女もこの少女と居たいと言うのでやらせてはくれませんか」



彼は神父に微笑んだ


「いいんですかね…?家にはさっきも申し上げたとおりお礼を差し上げる物は何も…」


「いいんですよ、よろしくお願いします」


「やったあ!お姉ちゃんこっちこっち」


そうして大きい建物の中に入ると中にはたくさんの子供達がいた


どうやらここは孤児院のようだ

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