バーチャル彼女
「いっ…痛んだよ!!」
「すっ…すみません(>_<)」
そこに居たのは
黒髪で三つ編みをした女……
「的場大丈夫か??」
「ああっ」
「君も大丈夫?」
酒井はその子に手を差し伸べた
「あっ…ありがとう…」
その子は
二カッと
子供が無邪気に笑う笑顔をした
“ドッキ”
その瞬間だった……
俺が こんな気持ちになったのは…
ただの地味子……
マジで
地味子……
俺は その子に初めて恋をした……