ねぇ、どうして君は【Second】



ーーーーコト、

「お疲れ様」



その一言と共にデスクの上に置かれた珈琲。





いつもなら私が入れる仕事だ。





「あ、ありがとうございます」



置いてくれた主を見て、私は一瞬固まった。





「まだかかりそう?」



そう言って私のパソコンを覗き込むのは…彼。





「まだ、ちょっと…」



気付かれないように辺りを見回せば、残っているのは私達2人だけだった。






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