ねぇ、どうして君は【Second】



「山城さん。俺がやります」



その時、横からそんな声が上がった。





わ…。かっこいい人…。



声の主の方を見ると、その人はスーツを見事に着こなしだイケメンさんだった。






でもこの人、どこかで…。



そんな疑問が浮かんだけど、私はずっとフランスにいたし、気のせいかなんて思った。










「おぉ羽瀬君。やってくれるのか」











「えっ…?」



だけど、部長の次の言葉に声を詰まらせた。



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