死神の唄【短】
余命
つぼみには本当にそれからも会えた。



病室に来たり屋上にいたり。



場所は不規則だが私がつぼみに気付くとき必ずといっていいほど唄っている…




そして今に至る…



「今日は…?」



「いつもと変わらないよ。」



私の返事につぼみはほっとしたような表情を見せた。


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