俺様王子は子猫がお好き

こうしてトリュフ作りも始まるわけだけど…


「きゃあああ血が出たぁぁあ!!」


「あ、ばか何してんのよっ」


「結菜ちゃん包丁すら使えないとか終わってるから!」


こっちも難航です…


でも、龍くんの喜ぶ顔が見れるなら…それもいいかも?なんて!


   ☆   ☆


料理を始めたのが朝10時。やっと完成したのはお昼の4時すぎだった。



「な、長かった…」


「普通こんなかかんないわよ…」


「それもこれも結菜ちゃんが料理下手なせいだよ…」


反論したいけどそんな元気もない…


「さっ、切り換えて次!いくわよっ」


「ぐだっとしてる時間なんてない!」


「え、え、なに?!」


さっきの様子はどこへやら2人とも超ノリノリ。


「作戦その4だよ!」


   ☆   ☆
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