俺様王子は子猫がお好き

「しかもこれ!胸元あきすぎ!丈も短すぎ!」


「大丈夫だよっ!結菜ちゃん胸あるし、脚だってすらっとしてるから」


「そういう問題じゃなくて~…!」


「いいから着なさい」


「……ハイ…」


綾乃ちゃんの威圧にあたしはOKするほかなかった…


「うぅ~…これ大丈夫なのかな…」


いや、大丈夫じゃないよね。


試着室の鏡には、いつものあたしとは全く違う自分がいる。


体にぴったり沿うデザインのせいで胸も突き出るかんじになるし恥ずかしすぎる…っ!

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