俺様王子は子猫がお好き
ごほっ!
思わずむせてしまった。
「はっ?!ちょ、え…っ!」
顔が赤くなっていくのがわかる。
何言ってんの玄野くん!
「ほら、答えろ」
「そ、そんなこといわれたって!」
なんでそんな恥ずかしいこと言わせようとするの!
答えられずにあわあわしてしまうあたしを見て、
「あー、わかんねぇのか。じゃあしょうがない」
玄野くんが納得したようにうなずく。
あ、よ、よかっ…
「じゃ、実践してやるよ」