100通目のラブレター
3 中学生
〜急接近!?〜
私と海斗は、中学生になった。
2人の誕生日を数日後に控えたある日、中学生になっても続いていた朝の一緒の登校をし、学校に着くと、
「海斗君!」
と、1人の女の子が海斗を呼んだ。
その子は、顔を真っ赤にしていて、告白か何かだっていうのは明らかだった。
「その…これ、書いたので読んで下さい!」
その子は、かわいい封筒に包まれた1通の手紙を海斗の前に出した。
…海斗は、絶対に断るようなことはしない。