今宵、月が愛でる物語
「ごめん晶ちゃん!あたし今日大事な日なの!あとちょっとだけだからお願い~!」
先輩にそう拝み倒されて渋々了解した資料作成。
ファイル一冊分なら一時間で楽勝かーなんて軽く考えていたのに…開いてビックリ。
『超』が5つはつくようなめんどくさいやつだった。
しかも課長の赤ペンで『本日完了厳守』なんてご丁寧に書いてある。
「…うそ。これ私が?」
入社5年目。
チラホラ寿退社が出てきた同期や後輩女子を全く気にすることなく仕事に邁進してきた。
その辺の男共よりはこなせる仕事量も多い…と自負するけれど!
こんなの最低二人掛かりでやるもんじゃない!
「~~~~~~~!……はぁ。」
……諦めた。
やろう。
先輩にそう拝み倒されて渋々了解した資料作成。
ファイル一冊分なら一時間で楽勝かーなんて軽く考えていたのに…開いてビックリ。
『超』が5つはつくようなめんどくさいやつだった。
しかも課長の赤ペンで『本日完了厳守』なんてご丁寧に書いてある。
「…うそ。これ私が?」
入社5年目。
チラホラ寿退社が出てきた同期や後輩女子を全く気にすることなく仕事に邁進してきた。
その辺の男共よりはこなせる仕事量も多い…と自負するけれど!
こんなの最低二人掛かりでやるもんじゃない!
「~~~~~~~!……はぁ。」
……諦めた。
やろう。