今宵、月が愛でる物語
母から電話が来たのは身支度真っ最中だった今朝のこと。
「あんたにお見合い写真送ったから。」
………絶句した。余りにも突然で。
「は!?何言ってるの?私そんな気ないよ!?勝手なことしないでよ!」
「早いうちに手を打たないと残ってからじゃ遅いのよ?ユミちゃんなんてもう34よ?」
「あのね、私は24!一緒にしないで!」
母は親戚のお姉ちゃんが結婚前提にしていた彼に振られて後がないのを知って私にまで余計な心配をしているのだ。
「そうは言うけど、じゃあもらってくれる人いるの?いないでしょ!?」
「……………ほっといて。とにかく断ってよね。送ってきても写真も見る気ないから!」
コレが朝のやりとり。おかげで今日はずっとイライラもやもやしていたのだ。
「あんたにお見合い写真送ったから。」
………絶句した。余りにも突然で。
「は!?何言ってるの?私そんな気ないよ!?勝手なことしないでよ!」
「早いうちに手を打たないと残ってからじゃ遅いのよ?ユミちゃんなんてもう34よ?」
「あのね、私は24!一緒にしないで!」
母は親戚のお姉ちゃんが結婚前提にしていた彼に振られて後がないのを知って私にまで余計な心配をしているのだ。
「そうは言うけど、じゃあもらってくれる人いるの?いないでしょ!?」
「……………ほっといて。とにかく断ってよね。送ってきても写真も見る気ないから!」
コレが朝のやりとり。おかげで今日はずっとイライラもやもやしていたのだ。