インフィニティ(仮)

追憶

「たあぁぁぁぁっ!!」

不死者はぬらりと不規則な動きでかわし…

僕の剣は空を切った。


前にいたもう一匹と後ろの一匹が僕の背中から襲いかかる!


僕は空を切った剣を横向きに持ちかえてこけながら横に振った!


僕の反撃はむなしく威嚇程度にしかならなかった。


…けど挟み撃ちと言う状況からは脱した。



嫌な汗が垂れる…。向こうは何回攻撃しても立ち上がって来るだろうけど…


僕は一撃で終わる。

はやく立ち上がらないと…。


後ずさりながらゆっくり不死者に威嚇しながら立ち上がる。

僕はそのままドン!!と何かにぶつかった。


素早く振り向くと真後ろに不死者がいた。

「うわぁぁぁっ!」


とっさに両腕をあげて、ガードする!


その時右腕が光り、不死者は口から白いモノを吐き出した。それを右腕が食らうように吸収する。

不死者は灰になって崩れ去った。


「…イケる。」


銅抜きの構えをし…振り抜く!!


明らかに届かない距離にいる不死者も体と足がバラバラになり…


切られた切り口から燃えていく。


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