インフィニティ(仮)
…知らない方が幸せならそれでいいじゃないか。
毎日そう思う。
何も変わらなければそれでいい。
少し我慢すればすむことなんだ。
いつだっただろう…そんな毎日に終わりが来たのは。
朝。僕の家の窓を何かがコツコツぶつかる音がした。
…石だ。小さな石が二階のこの部屋の窓にぶつけられている。
時計を見ると朝の4時だった。
少し気になって窓を開けて下を覗いてみた。
すると下には赤い服を来た弥生がいる。
こっちを見ているみたいだ…
動く気配はない。
僕は眠気で重い体を起こして部屋をでて階段を降りた。
玄関で靴を感で探り、暗い中…手探りでドアノブを探し当てた。
ゆっくり…扉をあける。
そこに弥生は変わらずにいた。
「どうしたの?弥生……」
弥生は…
髪も…
足も…
腕も…
体も赤く染まっていた。
「どうしたの?入りなよ?」
僕は自分がとぼけたことを言っていることを理解するのに数秒かかった。
目の前の出来事が理解できてないからだ。
毎日そう思う。
何も変わらなければそれでいい。
少し我慢すればすむことなんだ。
いつだっただろう…そんな毎日に終わりが来たのは。
朝。僕の家の窓を何かがコツコツぶつかる音がした。
…石だ。小さな石が二階のこの部屋の窓にぶつけられている。
時計を見ると朝の4時だった。
少し気になって窓を開けて下を覗いてみた。
すると下には赤い服を来た弥生がいる。
こっちを見ているみたいだ…
動く気配はない。
僕は眠気で重い体を起こして部屋をでて階段を降りた。
玄関で靴を感で探り、暗い中…手探りでドアノブを探し当てた。
ゆっくり…扉をあける。
そこに弥生は変わらずにいた。
「どうしたの?弥生……」
弥生は…
髪も…
足も…
腕も…
体も赤く染まっていた。
「どうしたの?入りなよ?」
僕は自分がとぼけたことを言っていることを理解するのに数秒かかった。
目の前の出来事が理解できてないからだ。