インフィニティ(仮)



ぼんやり…

切り口のそこに人影が見えた。





「弥生…。」


人影は…不死者になり果てた………弥生だった。

右手にはフォルセティを持っている。



そしてそのままジャンプして僕に剣を振りかざした!


ぼーっとしていた僕は避けると意識した時にはもう間に合わなかった。


そこにかんぱつ入れずに昴君が入り込む!!



昴君は音波でバリアのような物を作り上げフォルセティの攻撃を防いだ。

地面に亀裂が生じる。

「なにしてんのさ!」


フォルセティは溶ける様にバリアにまとわりつきそのままバリアを圧縮していく。

「やばっ!」


とっさに昴君はぼくの右手を掴み転がるようによけた!



そのすぐ後バリアは破れ、フォルセティは地面にめり込むように溶け…浸食していた。

間一髪でよけれた…。

危ない…。

フォルセティのめり込んだ部分と本体は分離して浸食していた部分は無数の剣となって別行動で襲ってくる!!


「な!なんだよそれ!」



僕も右手に集中する…。

いつもの感覚がない…


まずい!フォルセティが出ない!



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