ハナミツ





「店長が悲観するほどはないと思いますよ。槙君と萌ちゃん」

「だぁれが悲観してるっつたのよ。全く、あ、
昨日のアレンジ見たよ。良かった。
んで―、あれでスタンド花作ってくれないかな。
依頼書は机に置いてるから。確認よろ~…」



店長は言うこと言ってさっさと二階事務所に続く
廊下に消えて行った。




しかし、

よろ~…って、軽っ!!!



フリージアを改めて見つめて、私ははぁと苦笑した。
一応励ましてくれたのかな?
店長。
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