ハナミツ






駅で、蓮花に気づかずに通り過ぎた後
カツカツと近づいて来た足音は、大きかった。









「綾瀬さん。」

人が溢れるこの場にいる
彼に戸惑いを感じながらも、振り返った。




結城さんは俺を見ながら苦笑した。

「こんばんわ。綾瀬さん。
貴方にお話があります、お時間頂けますか?」















< 381 / 668 >

この作品をシェア

pagetop