ハナミツ
*5th-4 はじまりの朝
頭がぼうっとする、胸に首筋にキスされたり
噛みつかれたり、
色々されたけど嫌じゃなかった。
汗が出てきた。
熱い...。
直昭さんは汗をあまりかいてない。
私だけなのかな。
だって直昭さんは彼女が......いた。
そっか、そういうことなんだ。
前に直昭さんが、元カノの事を聞いて平然とした私
に対して怒っていた時こういう気持ちだったんだ。
繰り返しされるキスに応える。
甘い。
溺れてしまいそう。
「...っ、ん......、あ、」
唇の端にこぼれたモノを私が手で拭おうとしたら
舌ですくわれた。
「......直昭さん」
「ごめん、...止まらなくて」
「......謝らないで。悪いことされてるみたい、」