ハナミツ

「わたしがなんだって」



「煩いって話してたんだよ。」


「そ？」




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「蓮花ちゃん、持って帰りたいわ。いやマジで、国宝にしていいわ。ほんと」



「あ。ありがとうございます...」



ご飯を食べながらニコニコ話す結希さんにつられ、
直昭さんとのことをかいつまんで話すと
彼女はそう総括してくれた。


あと名前を聞かれたら、めっちゃ可愛いからちゃん付けで呼んでいいと聞かれた。


「国宝は、やめてあげろ。」


「はいはい。」


「はー、...ほんと、お花屋さんなんて可愛いし。蓮花ちゃんて名前可愛いし。蓮花ちゃん可愛い。」




結希さんはほんとアルコール飲んでないのだろうか。


「姉さん、蓮花が困ってる。そのへんにしとけば。成人女性誘拐で捕まるとかおれ、やだからな。」