ハナミツ

















「......っ、......」






「......、ん...」


直昭さんは助手席に座った私をシートごと倒し
覆いかぶさる形でキスをしてきた。







「......」



顔が熱いのが分かる。髪が顔にかかる。




「直昭さ...ん。...... 」

「......」






目を細めて言葉を使わず微笑む。

いつもどおりの直昭さんだ。

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